今やどんどんと減りつつある回転展望台。
神戸ポートタワーの展望3階はそんな回転展望台があり、回転喫茶「スカイラウンジ」が営業しておりました。
が、2018年12月15日に突如、営業終了してしまい、このニュースを知って、私もびっくりしたと共にショックを受けました。
ちなみに、このニュースは事前に発表されていたわけではなく、12月15日に突如、神戸ポートタワーの公式HPに情報が掲載され、翌日の新聞記事で詳細を知ることとなりました。
その記事には、
ミナト神戸を象徴する「神戸ポートタワー」(神戸市中央区波止場町)で、観光客に人気だった回転喫茶「スカイラウンジ」(展望3階)やレストラン(地上2階)など三つのテナントが、15日を最後に営業を終了したことが分かった。タワーを運営・管理する同市の外郭団体「神戸港振興協会」が公式ホームページで明らかにした。
タワー自体は営業しており、展望4、5階などには入場できる。同市みなと総局によると、3テナントはタワー北側にある市所有のビル1階で食堂を運営する加古川市の業者が手掛けており、一帯の再整備に向けて市と同協会が業者と進めていた移転交渉がまとまったという。ただ、唐突な営業終了については「理由は分からない」としている。
3テナントの店長だった女性(36)は神戸新聞の取材に「タワー北側のビル建て替えやタワーのリニューアルに伴い、出て行くことを8月に知らされた。ずっと黒字を保ってきたのに」と悔しさをにじませた。
と書かれており、なんだか穏やかではない様子。。
貴重な回転展望台なので、設備に不具合があるわけではないのであれば、回転展望台を残してもらいたい!そんな気持ちでした。
12月28日には「タワー展望3階 回転フロアの開放について」という情報が掲載され、展望3階(有料)の回転フロアを1月1日より開放しますというアナウンスが。
回転展望台として存続される事にホッと胸をなでおろした訳であります。
そして6月1日、展望3階回転フロアは「SAKE TARU LOUNGE」としてオープンすることになりました。
そこで今回、回転展望台を残してくださった事に感謝したく、私は神戸へと向かったのです。
神戸ハーバーランドから見た神戸ポートタワー。
神戸ポートタワーはJR線では元町駅から行くのが一番近いのですが、うっかり神戸駅まで乗り過ごしてしまい、であればと神戸ハーバーランドからの景色も楽しむ事にしました。
神戸ハーバーランドは外国の方でもの凄く賑わっていて、活気がありました。!
神戸ポートタワーに到着です。
いやぁ、、何度見ても美しい。
青い空に赤色というのは鮮やかさと眩しさと力強さがガツンと飛び込んできますね。
そしてなんといってもこの唯一無二のフォルム。
56年前の1963年に建てられているので歴史を積み重ねているタワーですが、古さは感じさせないのが神戸ポートタワー。
オシャレです。
中に入るとレトロ感が漂っているのも魅力。
チケット窓口でチケットを購入してエレベーター乗り場へと向かいます。
チケットをよく見てみると、神戸ポートタワーのマスコットキャラクター、キャプテンタワー君が愉快なポーズをしてます。
私はまだ彼に会った事がありません。。
いつか彼に会える日が来るのでしょうか。。
展望室5階に到着です。
日が落ちてきて、街の明かりが灯りはじめるこの時間帯が一番好きな私。。
どんどんと色が変わっていく様子にドキドキします。
北側は阪神高速の向こうに神戸の街並みを見ることが出来ます。
市章山には神戸市の市章、錨山には錨がライトアップされています。
最初見た時は、何かが分からなくて、ちょっとビックリしたのを覚えていますw
こちらの写真にはありませんが、堂徳山には「KOBE」「北前船(正面)」「北前船(側面)」の表示が20分おきに変わるライトアップも点灯されていました。
東側はメリケンパークから神戸大橋、ポートアイランドまでが見渡せます。
真下の神戸海洋博物館の屋根もいつみても繊細で美しいです。
神戸メリケンパークオリエンタルホテルに神戸ハーバーランドが望めます。
個人的にはその奥に見える、川崎重工業 神戸工場とのこの3つ区域の世界観の違いにグッときてしまいます。
神戸ポートタワーの展望室に来たら必ず撮影するこのオブジェ。
いつかここに顔を入れて手でハートとか作って写真を撮ってみたいものでございます。
階段を下りて、今回のメインでもある展望室3階に到着です。
前回来たときは、回転喫茶「スカイラウンジ 空と海」さんでしたが、今日からは「SAKE TARU LOUNGE」さんでございます。
扉を開けてお店に入ると、、か、回転してるーーーー!!!
よかったーーーー!!
回ってるよーーーー!!!
と大興奮!!!
巨大な酒樽のような内装に実際に使用していた酒樽を再活用した椅子などこだわりを感じる店内になっていました。
開店をお祝いするお花も飾られています。
カウンターにはいろんな日本酒が並んでいます。
それでは早速、日本酒をいただく事にしましょう!
悩んだ結果、、日本酒カクテルをいただく事にしました。
日本酒カクテルはとても飲みやすくてハート形のストローでスイスイ飲めてしまいました。
すっかり日も落ちてきてとても良い雰囲気です。
うっとりです。
神戸の夜景ってなんでこんなに特別感があるんでしょうかね。
気持ち良くなった足で地上2階フロアまで下りてきたら、、前まで「メリケン食堂」だった場所はこのようになっていました。
12月15日に閉店したことを知らせる張り紙がなんだか寂しい。。
地上1階にあったP1カフェさんにも同様の張り紙がありました。
神戸ポートタワーの公式HPには2019年4月15日に「世界でもっとも愛される神戸のランドマークを目指して」という情報を公開しています。
神戸ポートタワーを活用した神戸のまちの価値向上につながる実験のスタートについて
ミナト神戸のシンボルとして親しまれている神戸ポートタワーは、昭和38年(1963年)の開業以来、一般社団法人神戸港振興協会が運営してきましたが、平成31年4月1日(月曜)に同協会が一般財団法人神戸観光局と統合することに伴い、神戸市に移管することになりました。
当面は引き続き、神戸観光局が運営を続けますが、神戸ポートタワーを活用して、神戸のまちの価値向上につながる様々な実験を行います。
神戸ポートタワーを愛する地元クリエイターや企業の方々と一緒に、神戸ポートタワーからまちの新たな魅力を皆様にお届けします。「世界でもっとも愛される神戸のランドマークを目指して」
ワクワクできるアイデアをどんどん発表していきます。お楽しみに!!!
運営会社の変更などできっと色々とあったと思いますが、この唯一無二の美しいタワーとここから見える素敵な景色をいつまでも残していただけたらな、、と勝手に思っております。
そして今回、実験第1弾として展望3階回転フロアにオープンとなった「SAKE TARU LOUNGE」でゆったりと回転する景色を楽しみながら美味しいお酒を楽しめる空間を提供してくださることに感謝しつつ、これからますますとパワーアップされる神戸ポートタワーに期待したいと思います!!!!
やっぱり、とても美しい!!!!!!!!!!!
神戸ポートタワー、これからもよろしくお願いします!!!!
神戸ポートタワー
神戸ポートタワー展望3階回転フロア「SAKE TARU LOUNGE」令和元年6月1日オープン!
世界一の酒処 灘五郷 を体感できる「SAKE TARU LOUNGE」を令和元年6月1日にオープンいたします。
6月1日(土)は、12時よりオープンいたします。
場所 神戸ポートタワー展望3階回転フロア
※展望階へはタワー入場料が必要です。 (一般料金:1名 700円)
営業時間
10:00~21:00 ラストオーダー 20:30 (6月~11月・3月)
10:00~19:00 ラストオーダー 18:30 (12月~2月)
★メニュー
<アルコール> 700円~
日本酒:
日本一の酒処”灘五郷”の全26蔵の日本酒を取り扱います。
ナイトロ ・サケ ・サーバー(7月中旬導入予定):
日本酒を、窒素ガス(Nitrogen/ナイトロジェン)を充填しながら専用のサーバーから注ぐ
これまでにないスタイルの日本酒です。(世界初となるナイトロ・サケ・サーバーです)
日本酒カクテル:
シーズン毎に様々なカクテルをご用意致します。(老舗バーとのコラボレーションも企画中)
<ノンアルコール> 500円~
甘酒シェイク:
甘酒のみを使用したシェイクにホワイトパールタピオカをトッピングしています。
甘酒:
灘五郷の酒蔵の甘酒をご用意致します。
ミネラルウォーター:
ポートタワーの形のボトルに日本の水百選に選ばれた布引の水をご用意致します。
<お食事> 500円~
チョコレート:
新進気鋭のショコラティエJHOICEの丈池氏がSAKE TARU LOUNGEオリジナルで
日本酒との相性抜群のチョコレートを3種類作って頂きました。
チーズ:
チーズとワインのセレクトショップREIMS(ランス)の店主・福田友一さんが厳選した
オリジナルのチーズを取り扱います。
週替わりのお惣菜:
週替わりで神戸の飲食店のお惣菜やおつまみを
日本酒だから和食という固定概念にとらわれず様々なジャンルをセレクトします。
※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。未成年のお酒のご注文はお受けできません。
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